【マクロ経済】アメリカの景気後退が株価に及ぼす影響には要警戒?

- 本稿では、「アメリカの景気後退が株価に及ぼす影響とは?」という疑問に答えるべく、足元で加速する米国を取り巻くリセッション・ムードに関して詳しく解説していきます。
- 先週、2025年に入って最悪の1週間となり、米国株式市場は流動性低下やバリュエーションの過熱など複数の要因が重なり、大幅な下落を見せました。
- その様な難しい市場環境の中でも、私のアルゴリズムはテクニカル指標を活用して売りシグナルを発し、大幅な下落を回避するのに成功しました。また、マクロ環境の変化にも注目が必要です。
- 今後の市場戦略として、最新のマクロデータを追い、優良企業の適正価格を見極め、テクニカルモメンタムを監視することが重要であると考えており、本稿では直近執筆した関連レポートと併せて、私の見解を解説していきます。
米国株はリセッション(景気後退)入り?
先週、2025年に入って最悪の1週間を市場で目の当たりにしました。何かが壊れており、警告サインは以前から点滅していました。
私は以前から、トランプ大統領が景気後退(リセッション)を望んでいる可能性について警告していました(詳細は下記のレポートをご覧ください)。
そして、直近のレポートでは私が弱気に転じていることを伝えています。
では、私はどのようにしてこの展開を予測したのでしょうか? マクロ、ファンダメンタルズ、テクニカルのすべてが重なり、まさに完璧な嵐となっているように見えます。
✅ 流動性が低下し始めた
✅ バリュエーションが制御不能になった
✅ そして月曜日、テクニカルがモメンタムの変化を確認
実際、私の市場を上回る成績を誇るアルゴリズムは、月曜日に売りシグナルを発しました。これにより、今週の大幅な下落を回避することができました。
私の市場を上回るアルゴリズムが再び的中!
(出所:TrendSpider)
私はこのアルゴリズムをTrendSpiderを活用して開発しました(詳細は下記のレポートをご覧ください)。
MACD、RSI、移動平均線の力を組み合わせたもので、完全無欠とは言えませんが、下落リスクから私たちを守るのに役立ち、同時に上昇トレンドに乗るタイミングも素早く知らせてくれます。
実際、このアルゴリズムは過去2000本のローソク足において、ナスダックの単純な買い持ち戦略を上回る成績を収めています。
マクロ要因も重要
アルゴリズムがシグナルを出す前から、マクロ環境の変化について議論していました(詳細は下記のレポートをご覧ください)。
そして下記は、上記のレポートにおいて私が言及した内容の一部です。
そして、最近のマクロ経済指標も、市場にとって決してプラスとは言えない状況です。
バリュエーションは時に重要
一部の企業ではバリュエーションが完全に制御不能になっていました。
私自身、最も成功した投資のひとつであるヒムズ&ハーズ・ヘルス(HIMS)の株を一部売却せざるを得ませんでした。本当に好きな企業であり、長期的にも期待しているにもかかわらずです(詳細は下記のレポートをご覧ください)。
次に米国株式市場はどう動くのか?
私が皆さんに伝えようとしているのは、まさにこの点です。
特に、この下落をどのように戦略的に活用するか、そして反転がいつ起こるのかについてです。
そのための基本的なアプローチはいつもと変わりません。
✅ 最新のマクロデータを追い続ける
✅ 優良企業の株を適正な価格で見つける
✅ テクニカルモメンタムを監視し、トレンドの流れに逆らわないようにする
つまり、「実践的な投資ピラミッド」 に従うことが重要であると考えています(詳細は下記のレポートをご覧ください)。
本稿は以上となりますが、足元で米国株式市場が混乱する中、是非、上記で紹介したレポートを今一度ご覧いただければと思います。
また、日々、私のレポートを読んで下さり、そしてX上でシェアしてくださる皆さんに感謝しています!
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