08/29/2024

YOLOポートフォリオとは?

a computer screen with a bunch of data on itジェームズ・ フォードジェームズ・ フォード
  • 本稿では、私のポートフォリオの1つである、「YOLOポートフォリオ」について詳しく解説していきます。
  • YOLOポートフォリオは、リスクが高いが高リターンを狙える集中投資戦略であり、S&P500を上回る成果を上げています。
  • 主に、「企業の再建」や「ボラティリティの高い株式」、「IPO(新規公開株式)」、および、「暗号通貨」を、投資家が大きなリターンを得るための主要な手段として紹介していきます。

YOLOポートフォリオ:ポートフォリオの著しい成長を目指して

ポートフォリオを積極的に成長させたいと考えている投資家にとって、単なる分散投資では不十分な可能性が高いです。むしろ、少数の高リスクでありつつも、自分として自身のある株式や資産に集中投資することが必要であると考えています。

では、投資家はどのようにして大きなリターンを狙えるチャンスを見つけ出し、見極めることができるのでしょうか?

本稿では、私のポートフォリオの1つである「YOLOポートフォリオ」に関して解説していきたいと思います。

まず、その名が示す通り、これらはリスクが高い一方で大きなリターンを狙える投資手法です。

このYOLOポートフォリオを始めて以来、成長株や仮想通貨への幅広い投資により、S&P500を上回るパフォーマンスを達成してきました。

それでは、このポートフォリオに含まれる株式についてもう少し詳しく見ていきましょう。

ターンアラウンド(企業の再建ストーリー)

安く買うことが成功の鍵であり、会社が破産寸前にある時ほど安く買えるタイミングはありません。破産寸前から見事に復活を遂げた株もあり、低迷している時に購入したり、底値を見極めて投資したりした投資家は大きなリターンを得ることができました。

例えば、アップル(AAPL)はかつて破産の危機に瀕したことがあり、アマゾン(AMZN)もドットコムバブル崩壊後に長らく苦境に立たされました。

最近の例としては、ロールスロイス(RYCEY)が挙げられます。

(出典:Yahoo Finance

この株は2018年から下落を続け、その後も回復の兆しが見えませんでしたが、一連の対策と経営陣の交代により、昨年だけで株価が3倍以上も上昇しました。

ボラティリティ(変動)の高い株式

ボラティリティの高い株式は、短期間で大きなリターンを得るための優れた手段でもあります。しかし、何が株式をボラティリティの高いものにするのでしょうか?例えば、流通株数が少ない株は簡単に価格が変動しやすくなります。また、一部の株はニュースや決算発表に敏感に反応します。

株式の過去の動きを調べることで、その株がボラティリティの高いかどうかを確認することができます。

(出典:Yahoo Finance

プラグ・パワー(PLUGはその良い例です。この株はCOVID-19の期間中に急騰し、その後は下落傾向にありますが、それでも+100%以上の上昇を見せることが何度もあります。リスクは非常に高い一方で、適切なタイミングでこの株に投資すれば、大きな利益を得ることが可能でしょう。

IPO(新規公開株式)

IPOもまた、大きなリターンを狙える手段の一つです。ただし、同時に損失を負うリスクも大きいことは覚えておいてください。それでも、IPO後に成功した企業の例もいくつかあります。最近では、アーム・ホールディングス(ARMのIPOが初値で30%以上の上昇を見せました。

(出典:Yahoo Finance

ナラティブ(企業における物語)

各企業に関するナラティブ(物語)が好転すると、大きな利益をもたらす株式もあります。代表的な例がエヌビディア(NVDA)とAIです。もちろん、エヌビディアは優れた決算も発表していますが、ナラティブが後押しした面もあります。

他にも多くの成長ストーリーがあります。例えば、ギガクラウド・テクノロジー(GCT)などがその一例です。

(出典:Yahoo Finance

仮想通貨(クリプトカレンシー)

もちろん、暗号通貨も利益を狙うための優れた手段です。ビットコイン(BTCUSD)やイーサリアム(ETHUSD)に加えて、アルトコインを「スタートアップ」として考えることが出来ます。基本的に、これらは小規模で未検証のプロジェクトであり、その多くは生き残れません。しかし、生き残ったものは大きな成功を収めることがあります。この点については、これまでに紹介してきた多くの暗号通貨でも同様です。

最後に

市場には大きなリターンを狙えるチャンスが溢れています。私は毎週、その中から少なくとも一つのチャンスを見つけ出し、その上昇可能性とリスクについて詳しく解説していますので、是非、私の最新のレポートを毎週ご覧いただければと思います。

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アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード

📍米国マクロ経済&テクノロジー担当

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