10/13/2024

【2024年10月】YOLOポートフォリオ・アップデート:ソラナ(SOL)やメタ・プラットフォームズ(META)が好調!

a remote control sitting on top of a tableジェームズ・ フォードジェームズ・ フォード
  • 本稿では、高リターンを狙った私のポートフォリオの1つである「YOLOポートフォリオ)」の最新のアップデートについて詳しく解説していきます。
  • YOLOポートフォリオは9月に14%のリターンを記録し、ソラナ(SOLUSD)やメタ・プラットフォームズ(META)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)が好調な銘柄として目立っています。 
  • レンダートークンはパフォーマンス低迷とネットワーク活動の低下からポートフォリオから除外することを決定し、今後はAI関連の新しいコインを追加する方針です。 
  • ギガクラウド・テクノロジー(GCT)やルーブリック(RBRK)といった新興成長企業が注目され、特にサイバーセキュリティ分野の成長に期待しています。

※「パランティア・テクノロジーズ(PLTR)の目標株価は105ドル?エヌビディアとの比較を通じて同社の将来性に迫る!」の続き

2024年10月:YOLOポートフォリオのアップデート

レンダートークンRNDRUSD)をポートフォリオから除外

YOLOポートフォリオ」は9月に14%のリターンを記録し、スタート以来S&Pを上回るパフォーマンスを発揮しています。

9月にはリスク資産が反発し、市場のリスクオンの流れに乗れましたが、10月は下落からスタートしています。

パフォーマンスの詳細はこちらからご覧いただけます

(出所:Snowball Analytics SAS

ソラナ(SOLUSD)とメタ・プラットフォームズ(META)は依然としてポートフォリオ内で最も好調な銘柄ですが、前回のレポートで解説したパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は現在5番目の好パフォーマンスを誇る銘柄です。

ギガクラウド・テクノロジー(GCT)、ルーブリック(RBRK)、フェッチAI(FETUSD)は最近追加したばかりで、まだマイナスのリターンとなっています。

では、最新の追加銘柄を見てみましょう。

ギガクラウド・テクノロジー(GCT)

ギガクラウド・テクノロジー(GCT)は、最近のレポートで詳しく解説した銘柄です。

同社の詳細に関心のある方は、下記のレポートをご覧ください。

ギガクラウド・テクノロジー(GCT)の今後の株価見通し:グリズリーリサーチの空売りレポートで株価急落も押し目買いの好機?

足元で、頻繁に議論の的になる銘柄ですが、非常に大きな可能性を秘めていると見ています。

(出所:TrendSpider

ポートフォリオに追加後、株価は一度上昇しましたが、その後再び売られ、現在はサポートラインである22ドル付近に戻ってきています。

そして、足元の水準はリスクを抑えた良いエントリーポイントであるように見えます。

ショッピファイ(SHOP)

(出所:TrendSpider

ショッピファイ(SHOP)は7日連続で上昇し、重要な抵抗線を突破しました。しかし、現在上昇ウェッジの形成が見られ、下落の可能性もあります。強いサポートは63ドル付近です。

同社の詳細に関心のある方は、下記のレポートをご覧ください。

ショッピファイ / SHOP / 強気:2024年1Q決算速報・財務&テクニカル分析と今後の株価予想・将来性(Shopify)

コインベース(COIN)

(出所:TrendSpider

コインベース(COIN)は、仮想通貨市場全体に対して出遅れている感があります。

同社は法的問題を抱えていますが、特に心配することはないと考えています。

今が追加購入の良いタイミングでもあると考えており、コインベースはここから市場に追いついてくると見ています。

ヒムズ・ハーズ・ヘルス(HIMS)

(出所:TrendSpider

ヒムズ・ハーズ・ヘルス(HIMS)もボラティリティが見られますが、GLP-1の供給不足が解消されつつあります。

ただ、それが大きく状況を変えるわけではありません。

私はGLP-1トレンドが始まる前から同社をポートフォリオに組み入れており、今後も保有を続ける予定です。

(出所:ヒムズ・ハーズ・ヘルスの2024年度第2四半期決算資料)

同社の有料会員の数は増加しており、株価売上高倍率(PSR)は3倍未満で、来年の予想ベースのフリーキャッシュフロー倍率は25倍程度と、成長率を考えると割安であるように見えます。

レンダートークン(RNDRUSD)

レンダートークン(RNDRUSD)では十分な利益を得ましたが、ここで手放すタイミングであると考えています。

(出所:TrendSpider

パフォーマンスが低迷しており、日足チャートでは弱気のクロスが確認されています。さらに、ネットワーク活動の低下も見られ、大口保有者(いわゆる「鯨」)が去ってしまいました。

(出所:Santiment

他のAIプロジェクトが支持を集めているようです。

YOLOポートフォリオの投資方針を踏まえると、次はAI分野でさらに有望なコインを探す時であると考えています。

ルーブリック(RBRK)

(出所:TrendSpider

ポートフォリオに追加後に下落しましたが、ここ1週間で良い反発を見せています。

ロックアップ期間が終了し、近いうちに38ドルの高値を再び試す可能性があると見ています。

ルーブリック(RBRK)はサイバーセキュリティ分野で急成長しており、独自のデータセキュリティプラットフォームを提供しています。

40%の成長率やGartner社からの高い評価にもかかわらず、利益やフリーキャッシュフローがないため、株価はまだ割安です。

ゼロトラストアーキテクチャを採用し、クラウドストライク(CRWD)との提携などを通じてリーダーとしての地位を確立していますが、キャッシュフローがプラスになるにはあと1年以上かかる見込みです。

ただし、長期的に成長を見込む投資家にとっては魅力的な銘柄でしょう。

同社の詳細に関心のある方は、下記のレポートをご覧ください。

ルーブリック(RBRK)2025年1Q決算&IPO:AI・サイバーセキュリティ市場で急成長!最新業績と将来性を徹底分析!

今後のYOLOポートフォリオの方針

・レンダートークンに代わる新しいAIコインを追加

・成長株としてロビンフッド(HOOD)を追加

・中国市場が下落した際にチーフー・テクノロジーQFIN)を買い増し

中国市場は大きなリターンが期待でき、下落時には買い増しのチャンスであると見ています。

ロビンフッドも好調で、もっと早く追加しておけばよかったと思いますが、今でも良いタイミングであると考えています。

また、ワールドコイン(WLDUSD)やBittensor(TAOUSD)など、次のアルトコインシーズンで利益を狙えるAI関連銘柄も検討しています。

今回のレポートは以上です!

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📍米国マクロ経済&テクノロジー担当

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