株式投資の勉強は何から始めるべき?私の実践している株式投資戦略を徹底解説!
ジェームズ・ フォード- 本稿では、「株の勉強は何から始めるべきか?」という疑問に答えるべく、私の実践している投資戦略を詳しく解説していきます。
- 私の投資の基本戦略は「マクロ経済の分析」「ファンダメンタルズ」「テクニカル分析」の3つを柱とし、それを組み合わせた「実践的な投資ピラミッド」に基づいています。
- 長期的な市場の動向を読むためには、マクロ経済のデータ活用が重要であり、さらに、各企業のキャッシュフローの成長を評価軸とするファンダメンタルズ分析が投資判断の核となります。
- 一方で、テクニカル分析は短期的な価格変動を捉えるために有効であり、独自のアルゴリズムやツールを用いたポートフォリオ戦略で、長期・短期双方の投資において実践しています。
株の勉強は何から始めるべきなのか?
本稿では、私が株式投資の判断を下すとき、どのように学び、考え、決断しているのかを詳しく解説していきます。
実践的な投資家は「効果がある方法」に集中します。
ただし、問題は、人によって効果的な戦略が何千通りもあるということです。
そこで重要なのが「シンプルさ」であると考えています。
私の投資哲学は、3つの基本的な考え方に集約されており、それらを組み合わせたものが、私が「実践的な投資ピラミッド」と呼ぶものです。
3つの基本的な考え方とは、マクロ経済、各企業のファンダメンタルズ、そして、テクニカル分析です。
実践的な投資ピラミッド
(出所:筆者作成)
一見するとシンプルで分かりやすい図のように見えますが、詳しく説明していきたいと思います。
マクロ経済が市場を動かす
マクロ経済学は、すべての基盤となるものです。
経済の大きな動きを正しく理解することで、長期的な市場の方向性を読み解くことができるようになります。
もちろん、予測には限界がありますが、一般投資家であっても利用可能なデータを駆使すれば、不況をある程度正確に予測することは可能だと私は信じています。
そして幸運なことに、私は優れたマクロ情報のソースを見つけ、それをもとに独自の「マクロ・マトリックス」を作り上げました。
マクロ・マトリックスの詳細に関しては、インベストリンゴのプラットフォーム上より、下記のレポートをご覧いただければと思います。
現金は王様 / Cash Is King
弱気相場は経済の不況や混乱に対する反応として起こりますが、S&P 500が20%下落したとしても、すべての銘柄がその程度下落するわけではありません。
一部の企業は荒波を乗り越え、場合によっては市場が崩れる中でも成長を続けることがあります。
最終的には、たとえ株価指標が縮小したとしても、売上や、さらに重要なキャッシュフローを着実に伸ばしている企業の価値が大きく失われることはありません。
投資とは、突き詰めればキャッシュを生み出す資産を購入することです。
そして、このキャッシュ創出能力こそが株式の基礎的価値、すなわち本質的な価値を決定します。
だからこそ、ファンダメンタルズが私のリサーチプロセスの核となっており、私が読者の皆様に公開している長期投資ポートフォリオを構築する原動力になっているのです。
下記のレポートは、私が運用する4つのポートフォリオのうちの1つの長期投資用のポートフォリオであるYOLOポートフォリオの2024年11月時点のアップデートになります。
こちらも、詳細に関心がございましたら、併せてご覧いただければと思います。
テクニカル分析は「男性のためだけの占い」ではない
テクニカル分析(TA)は賛否両論の多いテーマです。
正直なところ、私自身もその是非について悩んだ経験があります。
今では、実践的な投資家としてテクニカル分析の限界を理解しながらも、その有用性を認めています。
移動平均線や重要な取引量の水準、価格構造の把握といった手法は、多くの投資家やトレーダーが行っていますし、ヘッジファンドが運用するアルゴリズムでも頻繁に使用されています。
短期的であっても、価格が特定の水準に強く反応しないと考えるのは、現実的ではありません。
だからこそ私はテクニカル分析を取り入れていますし、短期的なトレンドの変化を見極めるための独自のアルゴリズムも開発しました。
このアルゴリズムは短期の戦略において非常に役立つツールであり、下記のレポートにおいて詳細に解説しております。
投資の道にはサポートが必要です
投資は難しい道のりですが、その分やりがいがあります。
そして、今日の決断が、将来の成功の基盤を築きます。
投資は、快適な老後の実現、大切な人たちへの支援、そして人生の夢を叶えるための力になります。
私の行動のすべては、経済的な成功を目指すためのものです。
そしてその経験や知識をここで共有することで、皆さんも同じ成功を目指せるようにお手伝いしたいと思っています。
私の「投資ピラミッド」の各層は、投資システムを築くための基盤であり、それぞれが私の戦略的パートナーによって支えられています。
マクロ・マトリックス
冒頭でも触れた「マクロ・マトリックス」は、経済の健全性や景気後退の可能性を判断するために私が注目している10の指標をまとめたものです。
これは、景気サイクルを予測し、事前に対応するための私なりの方法です。
これらの指標は毎週追跡・更新しています。
EOWポートフォリオとYOLOポートフォリオ
企業の価値を評価するのは、最初は難しく感じるかもしれません。
評価方法はたくさんあり、どこから始めればいいのか迷うこともあります。
でも安心してください。
私のプロフィール上にて、私をフォローしていただければ、最新のレポートがリリースされる度に、リアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることが出来ます。
そして、私が日々提供する個別株の分析レポートをご覧いただくことで、投資において必要なプロセスを理解できるようになると思います。
私が運用する4つのポートフォリオの1つである「EOWポートフォリオ」は、資産を守るために特別に設計されており、厳しい経済状況でも成長を続ける銘柄で構成されています。
一方、「YOLOポートフォリオ」は、高リスクではありますが、高い成長ポテンシャルを持つ銘柄を集め、ポートフォリオの利益を大きく伸ばすことを目的としています。
各ポートフォリオのリアルタイムでの詳細は下記リンクよりご覧いただければと思います。
✅ End Of The World(EOW)ポートフォリオの詳細はこちら
また、私が定期的に執筆している各ポートフォリオの詳細に関するレポートも併せてご覧いただければと思います。
スイングトレード
スイングトレードとは、数日から数週間の短期間で株式や他の金融資産を売買し、価格変動(スイング)を利用して利益を得る投資手法のことです。
この手法では、長期的な成長よりも短期間の価格変動を重視し、チャート分析やテクニカル指標を使ってエントリー(購入)とエグジット(売却)のタイミングを判断します。
主にテクニカル分析に基づいて行いますが、しばしばカタリストやファンダメンタルズといった要因がサポートとなることもあります。
この取引で最も重要なのは、リスクとリターンの比率をしっかりと理解することです。
そのため、私は常にストップロス(損切りライン)とテイクプロフィット(利益確定ライン)を設定することを推奨しています。
そして、短期取引においては、Trendspiderプラットフォーム上で開発した独自のアルゴリズムを活用し、大きく依存しています。
私の運用する4つのポートフォリオの1つである「スイング・ポートフォリオ」のリアルタイムでの詳細は下記リンクよりご覧いただければと思います。
また、私が定期的に執筆しているスイング・ポートフォリオの詳細に関するレポートも併せてご覧いただければと思います。
では、次のステップは?
ここまで、私の投資戦略の基本をお伝えしました。
私はこの分野で約10年の経験があり、アクティブな投資やトレードを楽しむ一方で、長期的な「買い持ち」の重要性も信じています。
そのため、長期投資用のポートフォリオと短期トレードを併用し、常に最新のマクロ経済の動向を追い続けています。
ただし、これがあなたにとって最適な方法であるとは限りません。
そのため、自分に合ったスタイルを見つけることが重要です。
そのためにも、私の今後のレポートに是非注目してください。
もし投資初心者で何をすべきかわからない場合は、以下の簡単なステップを参考にしてください。
1. 自分がどんな投資家になりたいか考える
目標やリスク許容度、全体的な戦略を明確にしましょう。すべてを完璧に計画する必要はありませんが、大まかな方向性は持つべきです。
2. 証券口座を開設して投資を始める
まずは何かを購入し、そのプロセスや感覚を体験してみましょう。
3. 分析レポートやニュースをチェックし、投資アイデアを探し、学び続ける
インターネット上には素晴らしい情報源がたくさんあります。私の分析レポートや、インベストリンゴ上の他のアナリストのレポートも是非参考にしてください。
4. ツールを活用してトレードや投資のレベルを上げる
上記で紹介したツールを試してみてください。コストを意識しながら、適切なリターンが得られるか確認することも大切です。(これも投資判断の一部です)
質問があれば、是非、コメント欄よりご共有いただければと思います。
また、私のプロフィール上にて、私をフォローしていただければ、最新のレポートがリリースされる度に、リアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることが出来ます。
私のテクノロジー関連銘柄やマクロ経済に関するレポートに関心がございましたら、是非、フォローしていただければと思います。
アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード
📍米国マクロ経済&テクノロジー担当
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