2025年1月中旬:米国株モデルポートフォリオ・アップデート
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- 本稿では、2025年1月17日時点の私のモデルポートフォリオのアップデートを共有していきます。
- 追加銘柄:ネビウス・グループ(NBIS)・セズル(SEZL)
- 除外銘柄:なし
- 私の株式投資における基本方針は、「少額から始める」「分散投資を心がける」「1銘柄への投資割合を5%以下に抑える」の3つです。また、各銘柄への投資は2回に分けて実行することにしています。
- ポートフォリオのアップデートは、当レポートを通じて、毎月2回、初旬と中旬に共有しています。
- ウラニウム・エナジー(UEC)、セントラス・エナジー(LEU)、エノビックス(ENVX)を長期保有の対象としている一方、それ以外のポジションは12~18か月以内の売却を予定しています。また、「中立」としている銘柄は追加での購入予定はなく、近いうちにポートフォリオから除外予定です。
2025年1月中旬:モデルポートフォリオ・アップデート
追加
ネビウス・グループ(NBIS)
セズル(SEZL)
除外
なし
新しい読者の皆さんへ
私はインフレクション投資家です。
インフレクション投資とは、企業や市場が重要な転換点(インフレクションポイント)に差し掛かるタイミングを狙い、将来の大きな成長を見込んで投資する投資家のことです。
転換点とは、新製品の発売や技術革新、政策変更などにより成長が加速するタイミングを指します。
リスクを許容しながら高リターンを狙うのが特徴です。
私のレポートにおいて、最初は情報量が多く戸惑うかもしれませんが、以下に私の投資戦略のポイントをまとめています。
・私の保有銘柄について
私が保有する銘柄は「転換点にあるビジネス」です。そのため、良い時期も悪い時期もありますが、最終的には市場が新しいストーリーを評価してくれると考えています。
・1銘柄の上限は5%
いかなる場合も、1銘柄に対する投資比率はポートフォリオ全体の5%を超えないようにしています。
・投資を2回に分ける
最初の2.5%はレポートの執筆タイミングで購入し、残りの2.5%は4~6週間後に、より低い価格で追加購入を目指しています。安値のタイミングは必ず訪れるので、焦らず待つようにしています。
・モデルポートフォリオの更新頻度
モデルポートフォリオのアップデートに関するレポートは、毎月2回、月初と中旬に執筆していきます。
・レーティング
強気にレーティングしている銘柄は、私が今後の見通しに自信を持っている銘柄である一方、中立としている銘柄は近々ポートフォリオから除外予定です。
(出所:筆者作成)
以下は各ポジションの簡単な概要です。(各銘柄に関する最新の分析レポートについてはインベストリンゴのプラットフォーム内で検索してください)
(出所:筆者作成)
現在、ポートフォリオの約5%を現金として保有しており、もう1銘柄を追加する余地があります。
・黄色は「中立」を意味しており、黄色で示されている銘柄は近いうちに除外予定です。
・上記の通り、ポートフォリオ全体の約10%を原子力関連に投資しています。UECとLEUが私のウラン関連投資です。
・ウラニウム・エナジー(UEC)、セントラス・エナジー(LEU)、エノビックス(ENVX)の3銘柄のみが長期保有対象です。他のポジションはすべて、今後12~18か月以内、またはそれより早く売却する予定です(詳細は各銘柄の分析レポートをご覧ください)。
・ポートフォリオは均等配分を維持することを目指しています。これは簡単そうに見えますが、実際のオペレーションは難しというのが実情ですが、この方針を続けます。今後、新規に保有する銘柄はすべてポートフォリオの5%ずつの比率とすることを目安としています。
過去の売却済み銘柄一覧
下記の売却済みの銘柄に関するレポートも、インベストリンゴのプラットフォーム上よりご覧いただけます。
(出所:筆者作成)
テクノロジー&エネルギー銘柄に関するレポートを毎週複数執筆しており、私のプロフィール上にてフォローをしていただくと、ポートフォリオへの新規組み入れや除外の際に私が最新のレポートを執筆する度に、リアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることができます。
加えて、その他のアナリストも詳細な分析レポートを日々執筆しており、インベストリンゴのプラットフォーム上では「毎月約100件、年間で1000件以上」のレポートを提供しております。
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ポートフォリオの銘柄一覧
各銘柄の最新の分析レポートについては、インベストリンゴのプラットフォーム上にて「検索ページ」よりご確認いただければと思います。
原子力関連銘柄(2銘柄)
これらの2銘柄は、どのような価格であっても、しばらくの間売却する予定はありません。
ウラニウム・エナジー(UEC)
負債がなく、ウラン価格に依存しない企業です。12年ぶりに生産を再開しました。EVやデータセンターのエネルギー需要に対応する電力の必要性を考えると、この銘柄に非常に期待しています。
セントラス・エナジー(LEU)
米国内唯一のウラン濃縮企業です。ウラン濃縮事業を展開しています。
テクノロジー株(17銘柄)
ギガクラウド・テクノロジー(GCT)
グローバルなB2Bマーケットプレイスを運営しており、年間成長率(CAGR)が約40%と急成長中。規模の割に非常に収益性が高く、転換点を迎えている銘柄です。
センチネルワン(S)
2025年夏までに1株40ドルで売却する予定です。
エノビックス(ENVX)
2026年まで売上が発生しない企業です。現在は収益前段階のビジネスであるため、売上がない企業に投資するリスクを十分に認識してください。
テラドック(TDOC)
2025年には控えめな売上成長でも、新しい経営陣のもとで事業が安定し、運営が改善すると予想しています。2026年初頭までに1株15ドルを目標株価としています。
イノデータ(INOD)
経営陣は希薄化を抑え、株主価値を重視する姿勢を貫いています。2026年初頭までに株価目標を65ドルと設定しており、魅力的な投資機会を提供しているように見えます。
デイブ(DAVE)
2025年のフリーキャッシュフローが約9,000万ドルに達する見込みで、将来のフリーキャッシュフローの12倍という評価は非常に魅力的です。
ビル・ホールディングス(BILL)
収益の年間成長率(CAGR)を16~17%と見込み、成長鈍化の傾向を逆転させる予定です。2026年初頭までの目標株価は130ドルとしています。
スノーフレイク(SNOW)
力強い成長が将来の予想フリーキャッシュフローの47倍というバリュエーションを正当化しており、2026年初頭までの目標株価を250ドルとしています。
クレド・テクノロジー(CRDO)
ハイパースケーラーやAIアプリケーションにより、2026年度まで年間50%の収益成長が見込まれる力強い受注成長が特徴です。2026年初頭までの目標株価は105ドルと設定しています。
ルーブリック(RBRK)
サイバー復元性のリーダー企業で、年間経常収益(ARR)が10億ドルを超え、前年比38%の成長を達成しています。2026年初頭まで目標株価は110ドルとしています。
アサナ(ASAN)
収益性向上への道筋に期待しており、2026年初頭までの目標株価として30ドルを設定しています。
リクイディティ・サービシズ(LQDT)
負債のないバランスシートを背景に、2025年度第1四半期で60%の売上成長が予測されている力強いガイダンスを持つ企業です。2026年初頭まで目標株価は55ドルと設定しています。
ネビウス・グループ(NBIS)
元ヤンデックスで、ハイパースケールデータセンターを運営。目標株価は1株60ドルとしています。
セズル(SEZL)
カナダ拠点の「Buy Now Pay Later」サービスで高い収益性を誇る企業。2026年夏までの目標株価は1株500ドルとしています。
ドラフトキングス(DKNG):中立
サムサラ(IOT):中立
インテュイティブ・マシーンズ(LUNR):中立
※本稿で言及しているすべての銘柄を保有しています。
また、私はテクノロジー&エネルギー銘柄に関するレポートを毎週複数執筆しており、私のプロフィール上にてフォローをしていただくと、ポートフォリオへの新規組み入れや除外の際に私が最新のレポートを執筆する度に、リアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることができます。
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アナリスト紹介:マイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ
📍テクノロジー&エネルギー担当
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