2025年2月:米国株モデルポートフォリオ・アップデート
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- 本稿では、2025年1月31日時点の私のモデルポートフォリオのアップデートを共有していきます。
- 追加銘柄:なし
- 除外銘柄:なし
- 私の株式投資における基本方針は、「少額から始める」「分散投資を心がける」「1銘柄への投資割合を5%以下に抑える」の3つです。また、各銘柄への投資は2回に分けて実行することにしています。
- ポートフォリオのアップデートは、当レポートを通じて、毎月2回、初旬と中旬に共有しています。
- ポートフォリオ内のテクノロジー関連銘柄については、2025年から2026年の目標株価や成長見通しを示しています。
- ウラニウム・エナジー(UEC)、セントラス・エナジー(LEU)、エノビックス(ENVX)を長期保有の対象としている一方、それ以外のポジションは12~18か月以内の売却を予定しています。
- 「中立」としている銘柄は追加での購入予定はなく、近いうちにポートフォリオから除外予定です。
2025年2月:モデルポートフォリオ・アップデート
追加
なし
除外
なし
新しい読者の皆さんへ
私はインフレクション投資家です。
インフレクション投資とは、企業や市場が重要な転換点(インフレクションポイント)に差し掛かるタイミングを狙い、将来の大きな成長を見込んで投資する投資家のことです。
転換点とは、新製品の発売や技術革新、政策変更などにより成長が加速するタイミングを指します。
リスクを許容しながら高リターンを狙うのが特徴です。
私のレポートにおいて、最初は情報量が多く戸惑うかもしれませんが、以下に私の投資戦略のポイントをまとめています。
・私の保有銘柄について
私が保有する銘柄は「転換点にあるビジネス」です。そのため、良い時期も悪い時期もありますが、最終的には市場が新しいストーリーを評価してくれると考えています。
・1銘柄の上限は5%
いかなる場合も、1銘柄に対する投資比率はポートフォリオ全体の5%を超えないようにしています。
・投資を2回に分ける
最初の2.5%はレポートの執筆タイミングで購入し、残りの2.5%は4~6週間後に、より低い価格で追加購入を目指しています。安値のタイミングは必ず訪れるので、焦らず待つようにしています。
・モデルポートフォリオの更新頻度
モデルポートフォリオのアップデートに関するレポートは、毎月2回、月初と中旬に執筆していきます。
・レーティング
強気にレーティングしている銘柄は、私が今後の見通しに自信を持っている銘柄である一方、中立としている銘柄は近々ポートフォリオから除外予定です。
(出所:筆者作成)
以下は各ポジションの簡単な概要です。(各銘柄に関する最新の分析レポートについてはインベストリンゴのプラットフォーム内で検索してください)
(出所:筆者作成)
現在、ポートフォリオの約5%を現金として保有しており、もう1銘柄を追加する余地があります。
・黄色は「中立」を意味しており、黄色で示されている銘柄は近いうちに除外予定です。
・上記の通り、ポートフォリオ全体の約10%を原子力関連に投資しています。ウラニウム・エナジー(UEC)とセントラス・エナジー(LEU)が私のウラン関連投資です。
・ウラニウム・エナジー、セントラス・エナジー、エノビックス(ENVX)の3銘柄のみが長期保有対象です。他のポジションはすべて、今後12~18か月以内、またはそれより早く売却する予定です(詳細は各銘柄の分析レポートをご覧ください)。
・ポートフォリオは均等配分を維持することを目指しています。これは一見簡単そうに見えますが、実際のオペレーションは難しというのが実情ですが、この方針を続けます。今後、新規に保有する銘柄はすべてポートフォリオの5%ずつの比率とすることを目安としています。
過去の売却済み銘柄一覧
下記の売却済みの銘柄に関するレポートも、インベストリンゴのプラットフォーム上よりご覧いただけます。
(出所:筆者作成)
テクノロジー&エネルギー銘柄に関するレポートを毎週複数執筆しており、私のプロフィール上にてフォローをしていただくと、ポートフォリオへの新規組み入れや除外の際に私が最新のレポートを執筆する度に、リアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることができます。
加えて、その他のアナリストも詳細な分析レポートを日々執筆しており、インベストリンゴのプラットフォーム上では「毎月約100件、年間で1000件以上」のレポートを提供しております。
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ポートフォリオの銘柄一覧
各銘柄の最新の分析レポートについては、インベストリンゴのプラットフォーム上にて「検索ページ」よりご確認いただければと思います。
原子力関連銘柄(2銘柄)
※これらの2銘柄は、どのような価格であっても、しばらくの間売却する予定はありません。
ウラニウム・エナジー(UEC)
負債を一切抱えず、ウラン価格にも左右されないウラン関連企業です。12年間の休止期間を経て、現在生産を開始しています。AIやデータセンターの電力需要を満たすための安価な電力供給の必要性を考えると、大いに期待しています。
セントラス・エナジー(LEU)
ウラン濃縮企業であり、米国唯一のウラン濃縮業者です。同社は発電所向けに濃縮ウランを供給しています。
テクノロジー関連銘柄(17銘柄)
ギガクラウド・テクノロジー(GCT)
世界規模のB2Bマーケットプレイスを運営し、年平均成長率(CAGR)40%近くで成長している企業です。その規模としては非常に収益性が高く、今まさに成長局面を迎えています。2025年夏までに45~60ドルでの売却を検討しています。
センチネルワン(S)
2025年夏までに1株40ドルでの売却を予定しています。
エノビックス(ENVX)
2026年まで売上が発生しない企業であり、現在は収益ゼロの状態です。そのため、売上のない企業に投資するリスクを十分に理解する必要があります。長期保有銘柄です。
テラドック(TDOC)
2025年に売上がわずかでも成長すれば、新しい経営陣のもとで事業が安定し、運営が改善すると考えています。2026年初頭の目標株価は15ドルです。
イノデータ(INOD)
希薄化を抑え、株主価値を重視する経営方針が評価できます。2026年初頭の目標株価は65ドルです。
デイブ(DAVE)
2025年の予想フリーキャッシュフローが約9,000万ドルであり、12倍のフリーキャッシュフローマルチプルを考慮すると、非常に魅力的な投資機会であると見ています。
ビル・ホールディングス(BILL)
売上成長率の減速を食い止め、16~17%の年平均成長率(CAGR)を達成すると予想しています。2026年初頭の目標株価は130ドルです。
スノーフレイク(SNOW)
力強い成長を背景に、足元の47倍の予想フリーキャッシュフロー倍率が正当化されると考えています。2026年初頭の目標株価は250ドルです。
クレド・テクノロジー(CRDO)
ハイパースケーラーやAI関連の需要拡大により、2026年度まで年間50%の売上成長を期待しています。2026年初頭の目標株価は105ドルです。
ルーブリック(RBRK)
サイバー・レジリエンス分野のリーダーであり、年間経常収益(ARR)が10億ドルを超え、前年比38%成長を達成しています。2026年初頭の目標株価は110ドルです。
アサナ(ASAN)
同社の収益性向上の道筋には自信を持っており、2026年初頭の目標株価は30ドルを推奨します。
リクイディティ・サービシズ(LQDT)
2025年度第1四半期の売上成長率が60%と予測されており、無借金の財務体質が強みです。2026年初頭の目標株価は55ドルです。
ネビウス・グループ(NBIS)
元Yandexのハイパースケール・データセンター事業です。目標株価は60ドルです。
セズル(SEZL)
カナダを拠点とする非常に収益性の高い「Buy Now Pay Later(BNPL)」事業を展開しています。2026年夏までの目標株価は500ドルです。
ドラフトキングス(DKNG):中立
サムサラ(IOT):中立
インテュイティブ・マシーンズ(LUNR):中立
※本稿で言及しているすべての銘柄を保有しています。
また、私はテクノロジー&エネルギー銘柄に関するレポートを毎週複数執筆しており、私のプロフィール上にてフォローをしていただくと、ポートフォリオへの新規組み入れや除外の際に私が最新のレポートを執筆する度に、リアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることができます。
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アナリスト紹介:マイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ
📍テクノロジー&エネルギー担当
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