【2024年11月末:スイングポートフォリオ・アップデート】イーロン・マスク氏が注目のリップル(XRP)を追加購入!
ジェームズ・ フォード- 本稿では、2024年11月末時点の私のポートフォリオの1つであるスイングポートフォリオの最新のアップデートと注目の仮想通貨に関して詳しく解説していきます。
- スイングポートフォリオの現状:ポートフォリオはS&P 500を上回る44%の成長を記録し、特にソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)、テスラ(TSLA)、クリーンスパーク(CLSK)が好調。一方、ラムリサーチ(LRCX)やASTスペースモバイル(ASTS)は苦戦。
- 個別銘柄の動向:スノーフレーク(SNOW)は決算発表後に上昇を記録し、200ドルを目指す可能性があると予想。リップル(XRP)はイーロン・マスク氏を含め、市場の注目を集めており、今後5~10ドルへの成長が期待される局面か。
※「【米国株:トランプ銘柄】エンフェーズ・エナジー(ENPH)とナノ・ニュークリア・エナジー(NNE)の将来性を徹底解説!」の続き
スイングポートフォリオのアップデート
前回のレポートで紹介した2銘柄はどちらも興味深いですが、現時点ではポートフォリオに追加する予定はありません。
ただし、エンフェーズ・エナジー(ENPH)は例外的に追加するかもしれません。
その一方で、本日は新しい暗号通貨を少し追加する予定です。
まずは、現在の保有銘柄のパフォーマンスを振り返りましょう。
ポートフォリオは運用開始以来44%の上昇を記録しており、S&P 500を上回る成績を収めています。
中でも好調なのはソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)、テスラ(TSLA)、クリーンスパーク(CLSK)で、一方でラムリサーチ(LRCX)、ASTスペースモバイル(ASTS)、バイドゥ(BIDU)はやや苦戦しています。
先週は決算を控えたスノーフレーク(SNOW)とASTスペースモバイルを追加しましたが、結果は一勝一敗といったところです。
また、ドナルド・トランプ氏の当選直後に執筆した直近のスイングポートフォリオのアップデートに関するレポートにも関心がございましたら、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上よりご覧いただければと思います。
スノーフレーク(SNOW)
(出所:TrendSpider)
決算発表前にスノーフレーク(SNOW)をポートフォリオに追加し、その上昇をしっかり捉えることができました。
現在は以前のレジスタンスを突破しており、これが第4波の調整のサポートとして機能する可能性があります。
ただし、今は買われすぎの状態にあるため、160ドル付近で一時的な調整が予想されます。
その後、勢いが続けば最終的に200ドル付近まで上昇する可能性があると考えています。
また、インベストリンゴのテクノロジー・セクター担当のアナリストであるマイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ氏とコンヴェクィティ社も、スノーフレーク(SNOW)に関する詳細な分析レポートを複数執筆しております。
もし関心がございましたら、併せてご覧いただければと思います。
11月20日発表の最新の2025年第3四半期決算分析
スノーフレーク(SNOW)のテクノロジー上の優位性分析
スノーフレーク(SNOW)の競合他社分析
スノーフレーク(SNOW)のデータプラットフォーム市場における競合分析
スノーフレーク(SNOW)のIceberg採用の影響
ASTスペースモバイル(ASTS)
(出所:TrendSpider)
一方、ASTスペースモバイル(ASTS)は決算後に下落したものの、その後持ち直し、現在はこの価格帯で一定の安定を見せています。
ただし、積極的に強気になるには難しい状況です。
以前お伝えしたように、17ドル付近での買い注文を入れている状態です。
現時点では新規エントリーをする予定はありませんが、どちらのポジションも少額のため、このまま保有して経過を見守る方針です。
ソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)
(出所:TrendSpider)
数週間動きがなかったソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)ですが、今ではポートフォリオ内で最も好調な銘柄に成長しました。
このことから学べるのは、市場は常に予想外の動きを見せるという点です。
とはいえ、先週から利益確定を進めています。
現在、主要なレジスタンスゾーンに差し掛かり、かなり買われすぎの状態だからです。
ポジションの一部は維持していますが、現在同社のポートフォリオ内での割合はかなり小さくなっています。
クリーンスパーク(CLSK)
(出所:TrendSpider)
クリーンスパーク(CLSK)はまだ過去の高値を大きく下回っていますが、ここでも忍耐が報われると信じています。
18ドル付近に大きなレジスタンスがありますが、今後3か月以内に新高値を更新すると見ています。
アーク・イノベーションETF(ARKK)
(出所:TrendSpider)
リスクオン相場を狙う上で、アーク・イノベーションETF(ARKK)は最良の選択肢の一つだと見ています。
逆ヘッドアンドショルダーの形成と長期レジスタンスを突破したばかりで、ここからは急速に70ドル付近まで上昇する展開が期待されます。
ペイパル(PYPL)
(出所:TrendSpider)
ペイパル(PYPL)もこれまで良い結果をもたらしてくれましたが、現在の水準では一部売却を進めるタイミングと判断しています。
現在、1.618倍の拡張目標値に達し、買われすぎの状態で弱気のクロスオーバーが見え始めています。
少しずつ現金比率を高めていますが、再投資の選択肢はまだ多くあり、ここは焦らず慎重にタイミングを見極めていくつもりです。
また、インベストリンゴのテクノロジー・セクター担当のアナリストであるマイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ氏は、ペイパルの直近の決算後に詳細な下記の分析レポートを執筆しております。
もし関心がございましたら、併せてご覧いただければと思います。
ソラナ(SOLUSD)
(出所:TrendSpider)
おそらくソラナ(SOLUSD)は一時的な天井に達したと思われますが、最終的には300ドル付近まで上昇する展開を引き続き期待しています。
リップル(XRP)の追加購入
正直なところ、リップル(XRP)には出遅れた感がありますが、それでもまだチャンスは残っていると思います。
「遅れてもやらないよりはマシ」といったところでしょうか。
最近、SECのゲイリー・ゲンスラー氏の退任や、銀行がリップルを採用し始めているというニュースが注目を集めています。
また、以下のニュースがどこまで確実かは分かりませんが、とても興味深い内容です。
(日本語訳)速報:イーロン・マスクがXRPに1040億ドルを投入?Rippleと提携しXの決済基盤を強化か
(日本語訳)イーロン・マスク氏が、Rippleのネイティブ暗号資産であるXRPに1040億ドルもの巨額を投資する計画が進行中との噂が広がっています。この提携が実現すれば、マスク氏が手掛ける野心的な「万能アプリ」Xの決済基盤をXRPが支えることになる可能性があります。この大胆な動きは、DeFi(分散型金融)や伝統的な金融システムに大きな変革をもたらし、XRPが世界的な決済の要となる可能性を秘めています。
(出所:Binance)
そのため、今回のリップルの下落を利用して、少しポジションを増やすことにしました。
(出所:TrendSpider)
数週間前と似たような値動きのパターンが見られますが、私の見解では、これは上昇前の調整局面だと思います。
もしここからアルトコイン全体が上昇する展開になるなら、リップルは他のコインより優れたパフォーマンスを見せる可能性があります。
その理由は以下の通りです:
・「古参」のコインで、多くの初期投資家から支持されている
・実際の用途がある
・新しいSEC議長のもとで恩恵を受ける可能性が高い
以下は、X(旧Twitter)で@Bobby_1111888(Bobby Axe氏)が投稿したチャートです。
過去のサイクルでのリップルとビットコインの比較が示されています。
この分析では、フィボナッチレベルやエリオット波動(EW)が活用されており、私もこの視点に共感しています。
(出所:@Bobby_1111888)
このチャートによると、今回のサイクルの終わりまでにリップルが10ドルに達する可能性があります。
少なくとも、1.618倍の拡張レベルに到達すれば、5ドルには到達すると見られています。
また、その他の私が注目する仮想通貨関連のレポートに関心がございましたら、下記のレポートも併せてご覧いただければと思います。
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アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード
📍米国マクロ経済&テクノロジー担当
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