中立テラドック・ヘルス【テレヘルス】テラドック・ヘルス(TDOC)目標株価の15ドルに近づき50%以上上昇したためポートフォリオからの除外を決定!
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- 注目の米国テレヘルス関連銘柄であるテラドック・ヘルス(TDOC)の株価は現在約14.50ドルであり、ポートフォリオに組み入れ後、約4か月で50%以上上昇し、目標株価である15ドルに到達したため除外することを決定しました。
- 当初、1株10ドルで同社株式をポートフォリオに追加した理由は、将来の予想フリーキャッシュフロー倍率が10倍と割安であり、4億ドルの純負債も管理可能な水準だったためです。
- しかし、ポストコロナ時代における同社の成長には不確実性があり、株価が上昇した今、より強い確信が求められる状況です。
- そして、投資はリスクとリターンのバランスを取ることが重要であることから、一旦は50%の利益を確定させる方が損失のリスクを抱えるより賢明であると判断しました。
テラドック・ヘルス(TDOC)をポートフォリオからの除外を決定!
私は、2024年10月31日、約4か月前にテラドック・ヘルス(TDOC)をポートフォリオに追加しました(詳細はレーティング一覧をご覧ください)。
その際に、下記の詳細な分析レポートも執筆しておりますので、インベストリンゴのプラットフォーム上より併せてご覧ください。
そして、その日以来、株価はおおよそ50%上昇しています。
(出所:YCharts / Seeking Alpha)
さらに、先月、同社に関する分析レポートを執筆した際の根拠は以下のとおりです。
投資家は同社に対して、将来の予想フリーキャッシュフローの10倍の評価を支払っており、また、同社は4億ドルの純負債を抱えているものの、これは管理可能な範囲であると考えました。
テラドック・ヘルス(TDOC)の除外に伴う読者の皆様からの反応とは?
「マイケル、たった4か月で50%の利益を出したのは分かるが、もっと伸びるかもしれない。決算まで持ち越すべきではないか?」といった疑問を持たれる方もいるかもしれません。
そして、市場にはさまざまな投資戦略があります。私は、私自身の戦略についてしか語ることはできませんが、私の分析レポートを読んでいる皆さんは、私の考えを聞きたいと思っているはずです。
また、ここで確かなことがあります。株価が上昇すればするほど、より強い確信が求められるということです。テラドック・ヘルス(TDOC)を10ドルでポートフォリオに追加した際には、自信を持って保持することができました。
しかし、株価が上昇した今、より確かな答えが必要です。たとえば、「テラドックは本当に成長を再加速できるのか?」という問いに、私は明確に答えることができません。長い時間をかけて考えましたが、ポストコロナの世界で同社に大きな成長余地が残されているかどうか、確信が持てないのです。
ただ、これもまた確かなことです。4か月という比較的短期間で50%のリターンを確保するほうが、「ヒーロー投資家ゲーム」に挑み続けるより賢明だということです。なぜなら、このゲームでは、常に「ヒーロー(大勝)」か「ゼロ」かのどちらかに振り分けられてしまう可能性があるからです。
テラドック・ヘルス(TDOC)に対する結論
投資とは、リスクとリターンのバランスを取ることです。もちろん、さらに上昇することを期待して持ち続けるのも一つの選択肢ですが、4か月で50%のリターンを確保した今、無理をする必要はないと考えています。
テラドック・ヘルス(TDOC)の将来の成長には不確実性があり、この価格帯では許容できるリスクの幅が小さくなっていると見ています。時には、利益を確定し、一歩引くことが最善の選択となるのです。
そのため、私は同社株式をポートフォリオから除外し、資本を次の投資機会に備えて資金を待機させることにしました。この世界では、ヒーロー投資家とゼロ投資家は紙一重だからです。
同社の代わりに新たにポートフォリオに追加する銘柄に関しては、近々、レポートを執筆予定です。
そして、私のプロフィール上にてフォローをしていただくと、ポートフォリオへの新規組み入れや除外の際に私が最新のレポートを執筆する度に、リアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることができます。
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加えて、今回の決算では、新たにアップラビン(APP)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、アップスタート・ホールディングス(UPST)、アトラシアン(TEAM)をポートフォリオに追加しており、下記の詳細な分析レポートも執筆しておりますので、インベストリンゴのプラットフォーム上より併せてご覧いただければと思います。
アップラビン(APP)
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)
アナリスト紹介:マイケル・ウィギンズ・ デ・オリベイラ
📍テクノロジー&エネルギー担当
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