02/09/2025

強気
テンパスAI
強気
大規模なTAM(獲得可能な最大市場規模)と競争優位性が魅力的なAI関連銘柄です。
【2024年2月】米国株ポートフォリオ公開:YOLOポートフォリオに追加した2つのAI関連銘柄が過去2週間で25%急騰!

a red and white rocket ship flying through the skyジェームズ・ フォードジェームズ・ フォード
  • 本稿では、私の運用する米国株を中心に構成されるポートフォリオの1つである「YOLO」ポートフォリオの最新動向を詳しく解説していきます。
  • YOLOポートフォリオに新たに追加した2つのAI関連銘柄が過去2週間で合計25%上昇しており、本稿ではそれらの銘柄の振り返りと投資判断のプロセスを解説します。
  • テンパスAI(TEM)は、ナンシー・ペロシ氏の保有が明らかになったことで市場の注目を集め、株価が急上昇しました。大規模な市場規模と競争優位性が魅力です。
  • ネビウス・グループ(NBIS)は、下落局面で割安になったAI銘柄で、成長性が期待されています。また、足元で新たに追加した高成長銘柄について次章で詳しく解説します。

はじめに

おそらくご存じのとおり、私は高成長・高リターンの投資機会についてよく取り上げています。 そして、私が気に入った銘柄は、私が運用するポートフォリオの1つである「YOLOポートフォリオ」と名付けたポートフォリオに追加しています。

過去2週間で、このポートフォリオにAI関連銘柄を2つ追加しましたが、それらは合計で25%上昇しました。

本稿では、その2つの銘柄について簡単に振り返り、それらの投資判断に至ったプロセスをご紹介します。

そして、最後に、最新の私が注目するYOLO銘柄について詳しく解説していきます。

この銘柄は、高い成長ポテンシャル、市場での優位性、そしてビル・アックマン氏の「間接的な」支持を受けている点が特徴です。

本稿で学べること

・なぜテンパスAI(TEM)をYOLOポートフォリオに追加したのか

・DeepSeekの下落局面で優れた銘柄を見つけた方法

・最新の投資銘柄が2025年に2倍になると予想する理由

では、早速本題に入っていきましょう!


テンパスAI(TEM):著名政治家であるナンシー・ペロシ氏の影響力は絶大(+32%)

読者の皆さんはご存じの通り、1月28日、私はテンパスAI(TEM)について下記の詳細な分析レポートをリリースしています。もし、まだ読んでいないようでしたら、本稿を読み進める前に是非ご覧ください。

そして、私はYOLOポートフォリオに同社株式を追加しています。

この企業は最近IPOしたヘルスケアAI関連銘柄で、これまで市場の注目を集めていませんでしたが、アメリカの著名政治家であるナンシー・ペロシ氏がこの銘柄を長期保有していることを開示したことで状況が一変しました。

(出所:Trendspider)

ペロシ氏の投資動向は、その驚異的な実績から非常に注目されています。

私は彼女の動向を「Pelosi Tracker」というツールでチェックしています。

これはTrendspider上の便利なツールで、彼女の取引情報が公開されると即座に通知を受け取ることができます。

ただし、彼女が実際に取引を行った時点と、それを開示するタイミングの間にはかなりの時間差があることに注意が必要です。

この銘柄は、私がYOLOポートフォリオを通じて高いリターンを狙う投資を行う際に私が重視する2つの要素にぴったりと当てはまります。

 YOLOポートフォリオの詳細

 YOLOポートフォリオとは?

そのため、私はすぐにこの銘柄をポートフォリオに追加し、皆様に分析レポートを共有した後、さらに詳細なリサーチを行いました。

この取引が有望だと考える理由は2つあります。

・大規模なTAM(獲得可能な最大市場規模

・競争優位性

これらの点については上記のレポートの中で詳しく解説しておりますので、詳細は上記レポートにてご確認ください。

そして、こうした若い企業を分析する際には、最も重要なのは上記の2点であると考えており、まだ収益やバリュエーション(評価額)は適切な指標としては機能しないと考えています。


ネビウス・グループ(NBIS):今世紀最大のAI銘柄(+15.9%)

先週、ネビウス・グループ(NBIS)については下記のエヌビディア(NVDA)に関するレポートにおいて解説しました。

この銘柄は、DeepSeekの売りが原因で大きく下落しました。

(出所:Seeking Alpha)

私は実際にSeeking Alphaのスクリーナーを使ってこの銘柄を見つけました。

ご覧のとおり、同社は業界内で7位にランクインしており、強力なクオンタム評価を持ち、全体的に好条件の指標が揃っています。

少し掘り下げて調査した結果、この銘柄は売り崩し後に明らかに割安であることが分かりました。

2024年のCorewaveの売上は約20億ドルで、時価総額が230億ドルだったため、PER(株価収益率)は11.5倍となります。

同社は2025年に約10億ドルの売上を見込んでおり、同じ11.5倍の倍率を適用すると、時価総額は110億ドルを超える計算になります。

私が最初にこの銘柄について執筆した時の時価総額は80億ドルでしたが、現在は90億ドル付近まで上昇しています。


次なる大勝負

そして、先週、私はYOLOポートフォリオに新たな銘柄を追加しました。

この銘柄は米国外の高成長分野で事業を展開しており、最近黒字化を達成しました。

さらに、今後数年間で爆発的に成長する可能性を秘めた未開拓の金融セグメントも抱えています。

(出所:Seeking Alpha)

加えて、この銘柄はSeeking Alphaの各指標において非常に高いスコアを記録しています。

市場のアナリストからの評価も高く、クオンタムスコアが強いだけでなく、バリュエーション(評価額)、成長性、収益性の面でも優れた数値を示しています。

この銘柄は2023年末に急騰しましたが、2024年に入ってからは堅実に調整を進め、新たな最高値(ATH)に向けた発射台を築いているように見えます。

次章では、私が注目する新たなYOLOポートフォリオ銘柄に関して詳しく解説していきますのでお見逃しなく!

また、私はマクロ経済、並びに、注目のテクノロジー銘柄に関するレポートを毎週複数執筆しており、私のプロフィール上にてフォローしていただければ、最新のレポートがリリースされる度にリアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることが出来ます。

加えて、その他のアナリストも詳細な分析レポートを日々執筆しており、インベストリンゴのプラットフォーム上では「毎月約100件、年間で1000件以上」のレポートを提供しております。

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加えて、足元では、ナンシー・ペロシ氏のポートフォリオに関するレポートやイーロン・マスク氏によるインテル(INTC)の買収観測に関する詳細な分析レポートも執筆しておりますので、インベストリンゴのプラットフォーム上より併せてご覧いただければと思います。

ナンシー・ペロシ氏のポートフォリオ分析

イーロン・マスク氏によるインテルの買収観測


アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード

📍米国マクロ経済&テクノロジー担当

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