【AI】テンパスAI(TEM)の将来性とは?ナンシー・ペロシ氏が注目のAI銘柄とスイングポートフォリオの最新動向を徹底解説!
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- 本稿では、アメリカの著名政治家であるナンシー・ペロシ氏が注目のAI・ヘルスケア関連銘柄であるテンパスAI(TEM)の将来性、並びに、私の運用するポートフォリオの1つであるスイングポートフォリオの最新動向を詳しく解説していきます。
- テンパスAIは、AIを活用したヘルスケアイノベーションで注目されており、強力な技術力と市場シェア拡大により長期的な成長が期待されています。
- テンパスAIは日本市場にも進出を開始しており、精密医療需要の高まりを背景にアジア全体への拡大を図っています。
※「ナンシー・ペロシ氏のポートフォリオとは?ペロシ氏はエヌビディアを購入?注目のトランプ関連銘柄とペロシ関連銘柄を徹底解説!」の続き
前章では、アメリカの著名政治家「ナンシー・ペロシ氏のポートフォリオとは?」という疑問に答えるべく、注目のトランプ関連銘柄とペロシ関連銘柄に関して詳しく解説しております。
本稿の内容への理解をより深めるために、是非、インベストリンゴのプラットフォーム上にて、前章も併せてご覧ください。
アルゴリズムによる2つの買いシグナル
数カ月前に開発した私の市場を上回るアルゴリズムは、主要な株価指数を上回る成果を上げており、個別株にも応用できます。
アルゴリズムの詳細に関しては、下記のレポートをご覧いただければと思います。
最近、このアルゴリズムが「買いシグナル」を点灯させた2銘柄があります。
テスラ(TSLA)
(出所:TrendSpider)
このアルゴリズムはテスラ(TSLA)に対して非常に優れたバックテスト結果を示しており、過去1000本のローソク足で319%のリターンを記録しています。
現在はすでにロングポジションを保有しているため見えませんが、MACDのクロスオーバーを基に「買いシグナル」が点灯していたはずです。
テスラはもうすぐ決算発表を控えており、追い風が吹いている状況から、押し目買いの良い機会だと個人的に思います。
2024年、テスラは私たちの取引の中でも最も成功した銘柄の一つでした。
マイクロソフト(MSFT)
(出所:TrendSpider)
マイクロソフト(MSFT)はここ数カ月、横ばいの動きを見せていますが、最近の押し目は買いの好機だと考えています。下値には十分なサポートがあり、トランプ氏がAIへの投資をさらに強化する中、同社をはじめとする大型ハイテク株は大きな利益を上げる可能性があります。
では、ここから本題に入ります。
次のセクションでは以下の内容を取り上げます:
- ナンシー・ペロシ氏の最新AI投資:あなたも買うべきか?
- アルゴリズムによる新たな買いシグナル2つ:過去4年間で+400%のリターン
- 私の運用するスイングポートフォリオの最新情報:2024年に市場を上回る成果を出した方法
ここまでお読みいただき、楽しんでいただけたなら幸いです。これまでの内容で十分なアルファ(市場を上回る情報)をお届けできたと自負しています。
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では、ナンシー・ペロシ氏の最新AI投資に関して見ていきましょう!
ペロシ氏がIPO直後にこの銘柄を購入したことからも、非常に注目すべき銘柄であるように見えます。
ここでは簡単な要点をまとめ、今週後半により詳しい分析をお届けする予定です。
テンパスAI(TEM)AIでヘルスケアを革新
テンパスAI(TEM)は、AIを活用したヘルスケアイノベーションのリーダーとして台頭しており、約2,000億ドル規模の世界的なAIヘルステック市場でシェアを拡大するポジションを確立しています。
200社以上のバイオ製薬企業と提携し、全米の腫瘍専門医の半数以上と連携しているテンパスAIは、強力な技術力とデータ活用能力を駆使して、パーソナライズド医療の新しい形を定義しつつあります。
同社は、200ペタバイト以上の分子データおよび臨床データを保有する膨大なデータベースを誇り、271件の特許を保有しています。この点で、Flatiron Healthのような競合他社を凌駕しています。
この優位性を活かし、治療のギャップを特定する「NEXT」や臨床試験の参加者募集を最適化する「TIME」といったソリューションを提供しています。また、主力の腫瘍診断に加え、AIを活用した心臓病や放射線医学のツールにも事業を拡大しています。
言うまでもなく、この市場機会は非常に大きいです。
北米ヘルスケア分野における人工知能(AI)市場規模 2019年~2032年 (単位:10億米ドル)
(出所:Fortune Business Insights)
財務面でもテンパスAIは好調です。2024年第3四半期にはゲノミクス部門が20%成長し、粗利益率は2019年の26%から2023年には54%に改善しました。
1件あたりの検査収益は1,533ドルに上昇し、同社の価格決定力を反映しています。一方、データライセンスや臨床試験が牽引するデータ&サービス部門は、前年同期比で64.4%の成長を記録しました。
グローバル展開も進行中で、その第一歩としてソフトバンクとの日本でのジョイントベンチャーが始動しています。この動きは、日本で高まる精密医療の需要を取り込み、テンパスAIがアジア市場全体への進出を図る足掛かりとなるでしょう。
規制リスクといった課題はあるものの、テンパスAIの革新的なAIアプリケーション、力強い成長軌道、そして経済的なモート(参入障壁)は、同社を魅力的な投資先にしています。2032年までに売上高が60億〜90億ドルに達すると予測されています。
コンセンサスEPS予想
(出所:Seeking Alpha)
テンパスAIのバリュエーションは、ヘルステックとAI分野での有望な可能性を反映していますが、いくつかの課題も残っています。同社の株価は売上高の約9倍で取引されており、EBITDAの損失が1億ドルを超える状態が続いています。
IPO後の価格変動や競争リスクがあるものの、同社の強力な市場ポジション、革新的なビジネスモデル、そして長期的な成長可能性を考えると、忍耐強くリスクを取れる投資家にとっては大きなリターンが期待できるでしょう。
テンパスAIの予想ベースのEV(企業価値)売上高倍率
(出所:YChart / Seeking Alpha)
確かに興味深い銘柄であり、ドゥルッケンミラー流のアプローチ、「まず買って、後で詳しく調べる」を試す価値があるかもしれません。
私のアルゴリズムによる2つの買いシグナル
メルカドリブレ(MELI)
(出所:TrendSpider)
メルカドリブレ(MELI)は私の運用するポートフォリオの1つである「YOLOポートフォリオ」に組み入れており、今回の押し目は非常に魅力的な買い場でした。当社の4時間足アルゴリズムが安値付近で買いシグナルを点灯させ、このアルゴリズムは信頼できるように見えます。なぜなら、単純な買い持ちの約2倍のリターンを提供してきたからです。
1️⃣ YOLOポートフォリオの詳細
また、最新のYOLOポートフォリオに関する詳細は下記のレポートをご覧いただければと思います。
クラウドストライク(CRWD)
(出所:TrendSpider)
クラウドストライク(CRWD)にもロングシグナルが点灯しました。同銘柄は下落前の高値にほぼ戻りつつあり、非常に強気の展開を見せています。MACDがクロスし、移動平均線も現在の価格を下回っている状況です。
スイングポートフォリオの最新動向
それでは、私の運用するポートフォリオの1つである「スイングポートフォリオ」の最新状況をお伝えしていきます。
(出所:Snowball Analytics)
年初来で12%上昇しており、依然としてS&Pを大きく上回るパフォーマンスを維持しています。
(出所:Snowball Analytics)
ご覧の通り、現在のトップ2の銘柄はXRPとSOFIで、これにTSLAが続いています。
リップル(XRPUSD)
(出所:TrendSpider)
押し目でリップル(XRPUSD)を追加できたことに非常に満足しています。一部の上昇局面を逃したものの、「遅すぎるわけではない」と当時言った通り、この判断はしっかりと成果を上げています。
リップルは非常に強気の展開を見せており、+5ドル以上に達することを十分に期待しています。
ソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)
(出所:TrendSpider)
一時的な押し目の後、ソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)は再び高値付近に戻り、MACDも強気に転じています。とはいえ、20ドル付近では一部ポジションを縮小するかもしれません。
エンフェーズ・エナジー(ENPH)
(出所:TrendSpider)
エンフェーズ・エナジー(ENPH)はまだ大きく動き出していませんが、最終的なサポートラインのすぐ上にとどまっています。現在、60ドルにストップロスを設定しており、近いうちに発動する可能性があります。
マイクロストラテジー(MSTR)
(出所:TrendSpider)
最後に、最近追加したマイクロストラテジー(MSTR)は非常に好調で、新たな高値を目指す動きを見せています。
結論
(出所:Snowball Analytics)
現時点で現金比率は13%と、ほぼフルに資産を配分している状態です。そのため、特別な好機がない限り、現時点では新たな追加投資を行う予定はありません。ただし、上記で取り上げた銘柄はどれも非常に魅力的な選択肢です。何か具体的な感想や質問があれば、ぜひお気軽にコメント欄にて共有いただければと思います。
本編は以上となります。
その他のテンパスAI(TEM)に関するレポートに関心がございましたら、是非、こちらのリンクより、テンパスAIのページにアクセスしていただければと思います。
また、私はマクロ経済、並びに、注目のテクノロジー銘柄に関するレポートを毎週複数執筆しており、私のプロフィール上にてフォローしていただければ、最新のレポートがリリースされる度にリアルタイムでメール経由でお知らせを受け取ることが出来ます。
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アナリスト紹介:ジェームズ・ フォード
📍米国マクロ経済&テクノロジー担当
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